反応 [旅]
先日作った畳へりバックに対してのお客様の反応はどうか?というと
大反響でした~~~(嬉)
開店直後から「このバックいいね!!」「え!?畳の縁でできてるの!?(驚)」
と素晴らしい反応でした。
すぐに購入していただき、その後もオーダーをいくつもいただきました。
なんとも女性は流行に敏感で、「これ流行っているのよね~」と知っていらっしゃる方もいて
嬉しいことに「他の店では1万○○円だったわよ~ この店は安いのね!!」と言ってもらいました。
確かに、手芸屋さんは畳屋から仕入れるんだから、畳屋の方が安いはず!!
Hさんにも無理を言って仕立て代を安くしてもらっているから、他のお店に比べて安く販売できる!!
今回販売したバックの見本です
銀色
ちょっと小さ目のバック
肩掛けショルダータイプ
たたみ紀行 in カンボジア [旅]
カンボジアと言えば世界遺産のアンコールワットですね!!
畳グッズの仕入れはもちろんですが、カンボジアに行ってアンコールワットに行かないのはもったいない!!
ということでアンコールワット遺跡群も観光してきました
イメージではそれほど大きな感じはなかったのですが、この遺跡は徒歩では回る気にはなれないほど大きいです。
あの有名なアンコールワットだけではなくすごい遺跡がたくさんあります。
さて旅人から畳職人に戻って
イグサは亜熱帯地方には普通に生えている草で、カンボジアでもいろいろな形で利用されています。
アンコールワットがあるシェムリアップの町のオールドマーケット(旧市場)のお土産屋街でい草バックを発見しました。
きれいな色で染めてあるイグサは日本にはない色彩感覚でとても新鮮でした。
デザインも多種多様でこれは日本でも使えそう!!ということでたくさん仕入れてきました。
あまりに大量に買うので、値下げ交渉もうまくいきました!!
ペルーもそうですが大体半分くらいまではなりますね。
値下げ交渉をするときにいつも思うのですが、日本人だから吹っかけられる→すごく嫌!!
しかしながら現地の人の貴重な収入なのだから値切りすぎは生活崩壊となるのでまずい。
その微妙なラインを交渉の中で見つけるようにしています。
値下げ交渉の駆け引きって結構面白いです。
これらはヨルイチ(8月)で販売したいと思っています。
最後にカンボジアについて
その国を好きになるのにいくつものきっかけ・理由があって、それは素晴しい観光名所であったり美味しいご飯であったり、買い物などであったりするんだと思うのですが、私の中ではその国の人を好きになることが、その国を好きになる一番のきっかけです。
できるだけ現地の言葉でしゃべって心通わせたいので、飛行機の中やホテルでは現地の言葉(とくに仲間言葉、辞書にはのりにくい言葉)を覚えるようにしています。
例え1つのあいさつにしても相手はGood morning ときてもこちらが現地語で返すと相手の方はすごく喜んでくれて、「きれいですね!」なんて言葉も現地語だと冗談のきいたリップサービスで笑顔のコミニケーションとなります。
今回もガイドのソンさんとずっと行動を共にしましたが、すごく親切で温かく、いい人で、空港での別れはお互いにしみじみするものがありました。
メコン川クルーズの際にも川岸にある貧しい地域の学校の生徒に手を振ると、とびっきりの笑顔で振り返してくれたりと心温まる思い出がたくさんできました。
「笑顔は世界共通」
カンボジアがすごく好きになりました。
いつの日かまた訪れてみたいです。
そして地雷や貧困などカンボジアもたくさんの問題を抱えていますが、自分のできる範囲の中で貢献していきたいです。
スオスダイ!!
アマゾン [旅]
ペルーネタを1つ
ペルーというとインカの遺跡・マチュピチュに代表されるようにアンデス山脈の高地を想像される方がほとんどだとは思いますが、実は国土の半分以上はアマゾンなのです。
アンデス山脈の西側はアマゾンの源流となっていて、茶色い色をした氷河や雪の解けた水がゆ~~っくりながれています。(どっちに流れているのかがよくわかりません<笑>)
10年前からペルーに行ってはいますが、アマゾンに行ったのは初めてでした。
皆さんはアマゾンに対してどんな印象があるかはわかりませんが、私はあまりいい印象を持っていませんでした。
蛇、ピラニア、蚊=マラリア、酷暑、茶色い水などなど
しかし、行ってみて180℃見解が変わりました。
言葉にはうまくできないのが悔しいですが、大きな自然の力、それによって作られている雰囲気がすごいです!!
心も体も開放され、まさに癒しの空間でした。
もちろんアマゾン奥には大蛇もいて、ピラニアも日常的に川にいて、いろいろな種類の蚊(黄色い蚊もいました!!)がいて、刺されれば日本の蚊よりもかゆいし、マラリアの可能性だってあるわけだけど、そんなことが全然小さなことに感じてしまうほどのすばらしい自然。
突き抜けるような真っ青で大きな空と入道雲の白とのコントラストは圧倒的で、地球の肺と言われているアマゾンの森林は深い緑で、まるで呼吸をしているかのように存在していて、アマゾンに沈む夕日、沈んだ後の空が青から群青に変わっていく時間は森林が眠りにつくかのように静まり返り、ますます青色を際立たせる。
夜は真っ黒な空とちりのように一面を覆いつくす星空。プラネタリウムでも見ることのできないほどの星の数です。オリオン座の中にあんなにも星があるとは知りませんでした<驚>
日中は太陽がじりじりと肌を焼くような暑さでも、日陰は涼やかで、夜は毛布が欲しいほどひんやりとします。
やはり日本の熱帯夜は人間が作り出した異常なのでしょう。
「空気には薄い青色がついている」と画家に聞いたことがあり、(だから遠くの山は近くの山より緑色が薄く見えるらしい)アマゾンの空の濃い青さは、空気が汚れていないから、余計なものが混じっていないから本来の青さを見せてくれているのでは??と感じます。
当然、そんな大自然の中で暮らしている人は心がけがれていない。擦れていない。
本当にいい人たちでした。(治安も抜群にいいです)
もしかしたら人間はもともときれいな心を持っていて、生きていく中でその心を汚していっているのでは?
と自然と人間が重なり合って感じました。
もともと人間も動物の1つで、動物も自然なんですよね。
心にたっぷり溜まったスモッグをアマゾンできれいにしてもらった気分です。